理・社・国について

当塾では、一斉指導コース、個別指導コース、自立指導コース共に、学びたい教科だけを選択することができます。当塾の今までの状況を見ていると、中学生は、やはり一人で学習することが難しい数学、英語の受講を希望する生徒が圧倒的です。その他の理・社・国などを希望する生徒は2割も居ません。

これは、「理・社・国は自分でも勉強できる」という考えの生徒や保護者様が多いことを示しています。

ただ、定期テストの点数を見てみると、理・社・国が得点できていない生徒が非常に多いです。

当塾の一斉指導コースは数・英に関しては、平均以上の学力を必須としております(そのくらい出来ないと、一斉コースの進度についてこれず”お客様”になってしまいますし、他の生徒に迷惑もかかります)が、理・社・国に関しては学習単元が変わるごとに全員が1からの学び直しとなり、英語や数学に比べると生徒間の差が付きにくいです。つまり、一斉指導3教科コースだけは平均以下の成績の生徒でも、本人のやる気次第でついてこれるのです。

当塾の個別指導コースでは数学や英語の指導を希望する生徒が殆どで、それらの科目についてはまずまずの点数が取れるものの、理科や社会が振るわず、5教科の合計点で見るとかなり低くなってしまう生徒を多数見てきました。

例えば、テスト直前で、もう数学は大丈夫だから、今日は理科や社会を見てあげようと思って教えてみると、全く出来ていない。例えば「徳川幕府の5代将軍は誰?」というような教科書レベルの絶対覚えておくべき基本単語すら覚えていないという生徒が例年複数出現します(実話)。

確かに、学校の授業をしっかり聞いていれば、理科の計算分野はともかく、社会は自分でやれる科目です。保護者様方もそう考えておられるのでしょうが、現実の子供は全く異なります。

テスト前に教科書レベルの基本単語すら覚えていないということは、普段から学習していないのはもちろん、そもそも学校の授業を聞いていないのです。

子供に聞けば、もちろん「ちゃんと授業聞いてるよ~」と答えるでしょうが、ちゃんと聞いていれば、そんな事態には絶対にならん!!

子供の言葉でなく、理科・社会・国語のテストの点数で判断して下さい。

よくよく根掘り葉掘り聞いていけばわかりますが、こういった生徒の「授業を聞いている」というのは、「大人しく席に座って教師の話を聞いているだけ」という事を指します。

なるほど確かに話は聞いてはいますが、教師の話の内容を覚えてもいなければ、理解もしていません。そういう言い訳は幼稚園では通用するかもしれませんが、小学校以上ではそういった状態を「授業を聞いている」とは見做しません。厳しい言い方ですが、テストの結果が全てなのです。

高校受験は英語・数学の点数だけで決まるわけではありません。主要5教科の合計点で決まるのです。理科や社会を自主的に計画を立てて学習できる生徒は良いですが、何をどう勉強していったら良いかわからない…。という生徒は手遅れになる前に、科目数が増えるので教材費はかかってしまいますが、3教科一斉指導コースをご検討ください。

高校受験前になってからそれに気づいても、はっきり申しあげると手遅れです。

例年、そういう生徒が多いです。理科、社会を中1からしっかりやっていれば志望校のランクを2つは上げられたという生徒を私は過去に山ほど見てきました。

別に本人やご家庭がその志望校に満足していればそれで良いのですが、お節介かもしれませんが私から見ると本当に可哀想です。さらに上を目指せる能力がありながら、それを発揮する機会が与えられなかった…。

そのような哀しみを減らすために、個別指導コースと併用しやすくするために、中1,2年の3教科一斉指導コースは授業料を月7700円(中3のみ指導時間も倍近く増えているので11000円)と、特に格安にしております。

ただ、私のこの考え方はなかなか皆様のご理解を得られないようで、一斉3教科コースの人数は中3こそ増えるものの、中1,2年は毎年2,3人しかおりません…。

理・社・国が得点できなかったり、総合点で伸び悩んでいる方は、新年度が始まるこの機会に、一斉3教科コースを是非ご検討ください。一斉指導コースは進度が速いので、年度途中から入塾すると付いてくるのが大変です。一斉3教科だけ取りたいという方も歓迎です。

次回は、まだ先週末に結果発表されたばかりの、公立高校入試の結果について話します。まだ連絡が付かない生徒がいるので集計しきれてませんが、今年度は過去最高の実績になりました。